2017年8月8日火曜日

7月末時点でのTOPIX、S&P500のPER、バリュエーション



定点観測です。


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7月はTOPIX、S&P500とも先月と大きな違いはありませんでした。
ただし、日米とも決算発表が一巡し、これからアナリストが通期見通しを変更すれば、動きがあるかもしれません。

なんとなくですが、PERが下がるのかなと。企業決算はおおむね良好なのでアナリスト見通しに上方バイアスが、一方、相場は政治不安や金利情勢あるいはこれらを原因とした季節アノマリーで下方バイアスがかかっているのではないか、というのが私見です。

PER20倍を超えると、濃いオレンジ(過熱気味)、15倍から20倍は薄いオレンジ(やや過熱から適温)、10倍から15倍は濃いブルー(適温からやや割安)、10倍以下は濃いブルー(停滞気味)と勝手に決めています。

PERだけが唯一絶対なバリュエーションではありませんけど、私はPERや配当利回りを現時点では便宜上バリュエーションの重要な指標にしています。

今月からPBR1倍割れの社数を算出してみました。日経平均が2万円になっているのにPBRが1倍割れという終末期の企業の数は422社もあり、TOPIX構成社数(2018社)の2割に達します。

PBR1倍割れは鉄・非鉄等の素材系、銀行・保険・証券など金融系がその中心です。


S&P500のOperating Earningsも横ばいで推移しています。

雇用統計の数値は良かったようですが、相場バリュエーションにはまったり感が漂っているような気がします。言い換えれば、カタリスト次第で動きやすいかも?

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