2017年6月2日金曜日

5月の投資状況



6月1日時点です。


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総資産増加率(円ベース)は昨年末比で+7.8%でした。子供名義は含まれません。
S&P500は昨年末比+8.6%、TOPIXは+4.4%でした。
円ベースの株式資産の70%強が米国株になっていますので、S&P500とTOPIXを混ぜ合わせたら、市場平均並みからちょっと上かそのくらいでしょうか。

TOPIX+4.4%とドル円相場▲4.6%(つまり円高)を合わせると9%となるので、仮に為替相場が昨年末の116円台だったとすると、日米の株価の上昇率はほとんど同じになりますね。

ドルインデックス(ドル指数)も、対円の▲4.6%にほとんど近い▲5.0%です。世界的にドル安に戻りつつあるのか、注目です。

気になるのは、やっぱり長期金利です。FRBの短期金利の利上げ(6月及び12月か?年あと2回)を市場はほとんど織り込んでいるにもかかわらず、長期金利は昨年末2.45%からダウンし、2.22%になっています。

これは何を意味するかと言いますと、Yield Carve(長短金利差)が縮小しているということです(短期金利は利上げが見込まれている)。通常、Yield Carveの縮小(Yield CarveのFlat化と呼ばれている)は景気動向としてはネガティブに考えられています。

目先の金利は上がるけど、長い目で見れば景気は良くならないと市場が考えているからYield CarveがFlat化するのです。

例えば、銀行にとってYield Carveはすなわち利ザヤ、一般事業会社の荒利率に相当します。荒利率が悪化する局面で、積極的に融資を行うインセンティブはなくなりますので、設備投資の鈍化などが予想されます。
(日本でも、アベノミクスでマイナス金利導入初期・つまりYield CarveがSteep化した時、は相続税対策とか言って貸家の新築がブームになりましたよね)

今回の景気回復の持続性を見るうえで、やっぱり長期金利の動向は気になります。

最終的な投資判断は、個人責任でお願いしますね。
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