2016年11月30日水曜日

第三四半期決算が終わって勝手にレビューしてみる その4 金融関連

これぞトランプ様様セクターかもしれない。トランプ減税、景気過熱、インフレ期待などで長期金利が跳ね上がった。おかげでこのセクターが恩恵を受けた。

(参考)

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それは 
利ザヤの拡大可能性が増したから。オリックスはこれで株価が回復。

また、HSBCは出資していた中国の銀行がIPOしたので、自己資本比率が13%を超えてしまい、多すぎるといわれていて(ターゲットは12%台半ば。日本の銀行よりワンレベル上を行っています)、何らかの追加株主還元(自社株買いか特別配当)をにおわせていました。

Black Rockは、投信(特にアクティブファンド)からETFに流れるトレンドに乗っかって、優位性を伝えられているが、トランプ大統領となって、債券ETFの資金流出が懸念された。

現在まだ議論中らしいが、証券会社のみならず、個人に対するアドバイザー(アメリカでは投資家がお金を払って、中立的な投資アドバイザーが富裕層の投資アドバイスを行う人がいる)も、受益者責任(フィデュシャリーデューティー)を追わされるらしい。

つまり、投資家に真に有利な投資商品を提案する義務が生じる可能性があるらしい。
したがって、徹底的に低コストで、市場連動する商品が結局はもっとも「無難」な選択肢に落ち着きやすい。

そこでETF、インデックスファンド各社は手数料の値下げ競争を演じているというわけだ。

PayPalは順調に業績を伸ばしている。セクターローテーションもあって高PERの株価が軟調なことに巻き込まれているようだ。

MasterCardは相変わらず順調な業績推移であるが、小売店舗が巨大化して、「カード会社に支払う手数料率を引き下げないと、お前のカードを決済指定から外すぞ」と言ってくる傾向が強くなっている。
昨年だったか、アメックスがコストコから外されて、結構話題となっていた。


このセクターでは、相変わらず配当利回りが高いHSBCが買い増しの狙い目であることは変わりない。たぶん配当利回り6.4%ぐらいあるはず。成長狙いならマスターカードかブラックロックだろう。

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