2016年2月22日月曜日

NTT 日興証券IRセミナー


222日、夕刻(1800過ぎ)に丸の内のJPタワーでのNTTの個人投資家向け会社セミナーに行きました。
簡単なメモです。


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NTT世界第4の会社だと知りませんでした。もっとも、2015年の1年間の株価上昇率のことですが。

ちなみに、1位がNETFLIX2位はアマゾン、3位はノボノルディスク(デンマークのインスリン製造の会社)とのことです。

 (私見)今後の上昇余地ではありません。念のため。

*収益構造の大変革
2001年における収益のうち、音声が約7割だったが、2015年(3期)では2割程度に激減。
音声の下落を、データIP、システム、そして現在注力中のグローバルで補っているという構造。市内通話からの収入も当時は1兆円で2015年は400億円に過ぎない。

海外事業の収益は、2008年に20億ドル、2015年は150億ドルであり、これが成長ドライバー。20183期には営業利益も15億ドル出したい(目標)。

(私見)まさかNTTが円高で業績が左右されるのはちょっとという気もするが、成長には背に腹は代えられぬか?

*設備投資が一服
80年代までは電話網。90年代は携帯基地局など、00年代は光ファイバー・ブロードバンド、2010年代はLTG、今後5G があるが、これまでよりリーズナブルな投資の予想。
ただし、自動車通信やIOTなどには投資を予定しているが、大きく方針は立てていない。

これまでより、投資は効率化できるはずだ(私見)FCFの下支えを期待しています。

*親子上場の今後
100%化も考えたいけど、会社としての方針があるわけではない。お金もかかる話。

*配当方針・株主還元
配当性向ありきの方針ではない。持続的な増配を行い、長期的な個人株主に報いるような感じを目指している。その補完として自社株買いがある。

 (私見)私にとっては、ほぼパーフェクトな回答だった。個人株主層を増やしたいといっていました。

プレゼンは代表取締役副社長兼CFOの澤田氏で、NTTのような大企業で個人投資家向けセミナー如き?に副社長がご登壇されるのは珍しいんではないか?

今のところ、業績・株価とも調子がいいNTTですけど、この話をもっと前に聞いていたら、一部とはいえ、売らなかったのになあ。


あと、証券会社側から(NTTが差し入れたのか不明だが)サンドイッチがセットでついてきて、ゴージャスだなあ、と思いました(個人的にはクオカードのほうが良かったけどね)。

今日は平日かつNTTということもあり、参加者の平均年齢は65歳ぐらいではなかったか。幾分年齢層が高目で、私はかなり「若手」に見えた。

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