2016年2月16日火曜日

良いとこどりの好都合な議論 GPIF損失問題の例 株式投資がバクチなのか?もしバクチだったら、、、

日ごろ思っていることの雑感がメインです。

こんな記事があった。

「想定の利益が出ないなら当然支払いに影響する。給付に耐える状況にない場合は、給付で調整するしかない」と述べ、運用状況次第では、年金支給額の減額もあり得るとの認識を明らかにした。
(抜粋です)

これに対し、「世論」は、おおむねネガティブです。
(大事な年金資産を、バクチのような株で損をこいて、そのツケを払わせるのか、的なものが多い、と思う)


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しかし、そもそも年金制度そのものが(福祉制度の在り方が?)、「経済成長連動型?」といってよい仕組みであり(デフレになったら年金額も一定程度カット)、また医療制度なども経済成長が前提になった取り組みになっている(かつて小泉内閣時代もインフレ率1%が前提だった)。

政府も、頑張って経済運営するのは経済成長を目指す観点である。

年金制度が株価でつぶれるのは嫌だ、という人に限って、福祉政策を充実させろと声高に叫ぶ(今やウマシカとしか思えない民主党のような人々やA日やM日のような日刊新聞等のマスコミさんが代表例)。

今や経済成長させることでしか、国家の様々な課題は解決できないのですが、課題をあれこれ言う人ほど、課題解決のボトルネックになっている(気がする)。

もちろん、経済成長に必要なイノベーションや規制緩和の足を引っ張る既存の経済勢力も問題だと思う。

全体としてはおおむねうまくいっているものの、ダメな点の政策の拙さを批判する、格差を批判する、有効な代替意見を建設的に問いかけない。
だからといって、リスクを冒さない、犠牲を払わない、競争を回避する。
(けど民主党は嫌いだったりする)

GPIF議論に戻ると、株式投資に批判している人は、株に投資するなっていうのなら、マイナス金利の国債を買えというの?必要な年金資金をどうやって工面しろというの? 
一方で、国債は破たんするとか思っていたりする。

一つ一つの議論はもっともらしく聞こえるけど、つなぎ合わせると支離滅裂。


株式投資=バクチと言っている人は、自分の勤務している企業や自分の個人事業などがバクチな商売だ、つまり、自分の仕事がバクチだ、と言っているのに等しいような気がしますけど。。。

投資家がいなければ、大きな工場や設備が導入できなかったりするんですけど。。。

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