2015年12月29日火曜日

Verizon Communications(VZ)に参戦

(投資判断はご自分で)

結局、FirstaradeでホールドしていたKMI株を全株売却、同代金でVZを買う。
VZの配当利回りは5%弱。配当利回りから見た場合、まあまあ割安な水準と判断。
VZ自体は、ボーダフォン持ち分の携帯子会社株を買収し、米国内での地位を一層強化した。
その後、やや業績の小康状態が見込まれている点が、株価の横ばいとなっている要因と推察。


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AT&Tをずっと保有していると、やはりVZの盤石な状況がうらやましく感じます。
かつて、アボットラボラトリーズを保有していて、横目でJNJを見ていましたが、やっぱり同じような内容でも(いやABTの方が成長性とかよかったはずなんですけど)、JNJにややプレミアムがついているように感じました。

AT&TVZもそんな感じで、どっちも買っておこうと。

実際、AT&Tの株をかれこれ4年ぐらいホールドしているが、当初の思惑通りのトータルリターンになっている(DRIP)。したがって、VZもおそらく固いリターンが望めそうだと。

ただし、米国の携帯業界の将来性は低く(GDP並みかそれ以下)、EPSも年率3%+自社株買い程度である。
一方、ソフトバンクの子会社であるスプリントは、おそらく低価格戦略で攻めてくるだろうから、シェア争いは激しくなるかもしれない。

一応、VZの顧客は価格ではなく通信の安定性などに比重を置く顧客が多い、とされている。AT&Tもその領域をもっと拡大していくべく通信網を整備した。
スプリントがどこまで切り崩せるのか、彼らの経営体力次第だと思う(ソフトバンクがどこまで支援できるのかと言い換えてもいいかも)。

あとはNetflixの存在だ。もちろんスマホ/タブレット(ブロードバンドでも可)で見てもらえば、それこそ思う壺なのだが、なんか対抗的な動画配信サービスを開始するみたいだ。

もちろん、動画配信サービスそのものでは、Netflixにかなうべくもないが、AT&Tも含めて、利用者に、いつでもどこでも好きな通信サービスを好きな手段で提供できる環境があれば、米国内向けのビジネスは何とかなるだろう、と思っている。

全米ナンバーワンの通信事業者に対し、年増配率平均3%に配当利回り5%であれば、まず安全パイ銘柄といえるのではないか。

今年のブログ更新はこれが最終です。今年もお付き合いいただきありがとうございました。
S&P500がプラスマイナスゼロ辺りで終わるとは想定外でしたが、これでまだ2年程度は強気相場が継続しそうな感じもしました。

ドルはユーロとパリティ(1ユーロ:1ドル)まで上がる、と市場関係者は思っているらしい(1ドル=130円程度か?)ですが、どうなるでしょうか? 


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