2015年6月30日火曜日

S&P500 Dividend Aristocrat (配当貴族)について その1






ご存じの方も多いと思いますが、S&P500配当貴族とは、S&P500 Index銘柄でなおかつ過去25年以上連続で一株当たり配当金を増配し続けている企業の一群をスタンダードアンドプアーズ社が集めた銘柄集です。

2015年現在では53社が指定されている
2015年では、53社が指定されています。S&P500 Indexの約1割の企業が該当します。
(私がリンクしているU.S Dividend ChampionHPでは、過去25年間連続で増配している企業の数は105社とこの約2倍になる。したがって、S&P500 Indexに漏れた企業でも、優良な会社がたくさんあることになる)

53社のうち、おなじみの会社もあれば、なじみがない会社もあります。53回もシリーズで継続する自信は今のところありませんが、自分の投資銘柄リサーチも兼ねて、少しずつシリーズで紹介していこうと思います。

配当貴族銘柄だからと言って、完全ではありません
尚、配当貴族指定を受けたからと言って、増配が盤石と保証されるわけではないのでご注意を。毎年数社入れ替わっています(つまり増配がストップする銘柄があることを意味する)

投資銘柄を選択する際には、「これから先の増配見込」を分析することが大事です。
もちろん「過去の増配実績」は「見込み」の重要参考資料になりえますが、投資ですから絶対はありませんね。




シーゲル教授の言うとおり、配当はリターンの源泉になりうる

ちなみに過去10年間、S&P500とのパフォーマンス比較では、こんな感じのようです。

S&P Dow Jones社のHPから 各トータルリターンの比較)
リーマンショック後の相場で強さが目立つ印象ですね。しっかり配当している会社はあまり株価が下落しない(かつ配当もリターンに加わっている)。

ジェレミー・シーゲル教授の名著「株式投資の未来」には、「株式が卓越したリターンを生む上で、配当がなくてはならないほど重要なのは、それが信頼の印となるからだ。」と記載されています。
また、配当金を再投資することがリターンの源泉となることが記載されています。

したがって、毎年確実に増配を続けるこれらの企業に投資し続けることは、特に「下落相場のプロテクター」として有効に機能していると想定されます。






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