2014年11月29日土曜日

11月の投資状況


今月も円安様様です。
115円を超えたら警戒区域、と思っていましたが、超えてしまいましたね。
為替レートは来年のアメリカの短期金利切り上げを織り込んでいると思いますが、国債の方はどういうわけか2.19%とまったく逆方向に振れているので、ちょっとよくわかりません。

市場参加者はみな、アメリカ金利が上がると考えているのでしょうが、日欧の国債よりも金利が高いので米国債を買っている、あるいは、原油相場の劇的な下げで、インフレ懸念がないから安心して国債を買っている、と説明されていますが、市場参加者の思惑がバラけているので、不気味です。

イールドカーブがフラット化しているのはあまり良い兆候とは言えませんね。
自分のポートフォリオは金利に弱い構成になっているので、2015年「も」ドルベースの株価パフォーマンスは望み薄かもしれません。

今月の売買

買い:Chevron(買い増し) まさか原油相場が70ドルを割るとは。しかし、当面悪材料が出尽くしたような気がします。アメリカの東部はまた寒いようなので、需要は出てきそうな気がします。安くなれば中国やインドと言った原油の純輸入国にも有利になるので、落ち着くところに落ち着くのかなと。


売り:Thomson Reuter(部分売り) Chevronと配当利回りが3.7%で並んだので、こっちの妙味が薄れたから。来年には全面売却を検討中。金融関連銘柄ということで保有していましたが、別途金融株を買い増し(Black RockMasterCard)できたので、再構築中。

今月の配当

ここまで為替依存型になるとは想定していませんでした(笑)。
もうすぐ2010年末時点の3倍に達する可能性が出てきました。しかし、1ドル118円はさすがに高すぎるので、揺り戻しがあるかもしれませんね。

増配はDow Chemicalです。+13.5%の増配です。

Dowには、日本でもソニーで有名になった、あのサード・ポイントのダニエル・ローブがモノ言っています。コモディティ化した石油化学部門を売却しろ、というものと、サード・ポイントが選出した2名を社外取締役に入れろ、というものです。

Dow社は、事業売却の規模を従来の計画から増加させ、そして、当該社外取締役2名を加えると約束しました(ただし、Dowから選んだ2名も追加で取締役に加える、つまり合計4名を社外取締役として加えるということで妥協した)。

さらに、今回の増配です。株主のプレッシャーを受けていますね。私も今年Dowが増配しなかった点はやや不満だったので、「いいぞ、ダニエル」って感じでした。
原油価格の急落で、来年の業績がちょっと不透明ですね。

既にクリスマスラリーは始まっているように思いますが、12月も強気でS&P500は締めくくりそうですね。買い出動しようか、しまいか。
欲しい銘柄はまあまあの価格、今欲しくない銘柄は結構安い、そんな感じですね。

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