2013年10月19日土曜日

最近の株取引

ブログの更新が少なくなっていますが、あまりネタがないというのが本当のところです。
Debt Ceiling問題も結局、予想通り問題先送りで、相場も持ち直しています。

そういった中で、前回のAltria GroupMO)に続き、ChevronCVX)とEnbridgeENB)を買い増ししました。
CVXENBについては、既に何度もブログで取り上げているので、詳細は割愛いたします。どちらもエネルギー株といってよいでしょうね。

自分の中では、買いを許容できるか否かのターゲットプライスに配当利回りを比較的重要視しています。毎年7%~10%の増配が期待できる銘柄なら、配当利回りが3%を超えていれば、検討に値するという感じです(もちろんその後さらに直近の様子なども追加で調べますけど)。

毎年の増配率10%超が期待できるENB3%程度の配当利回りで取引されているし、数か月様子を見ても、USD40を切りそうにないので、買い増ししました。

CVXについては、2014年末からのLNG増産が期待できるので、それに向けて買い増しです。最近も東北電力が、WheatstoneプロジェクトからLNGを買う長期契約を締結したニュースがありました。日本の電力・ガス会社に配当を期待しても仕方がないので、その元締めを買う感覚ですね(ほら、誰もがみなシェールガスを買うわけではないでしょ?)。
2013年の今日まで、S&P500は前年比+20%程度の大幅アップであるにもかかわらず、自分のポートフォリオは概ねドルベースで10%前後をうろついています。円ベースに引き直すと、円安が+20%程度あるので、全体でTOPIX並みの増加率となっているだけです。

いわゆるDividend Paying Stock(連続増配株)のうち、負債が大きいもの(パイプライン他)は金利上昇リスクを嫌い、外国で稼ぐ企業(フィリップモリス他)はドル高で名目利益の減少が嫌われており(さらに、IT不景気でIBMもダメ)、あまり良い気分ではありません。

しかし、まあ、そういうこともあるさ、という程度に考えて、ホールドしているだけです。増配率の方は概ね期待通りでしたので、現時点の予想配当利回りは少し上がっています。経営の方は、今の環境で出来ることをやっている様な感じがしますので…。

個人投資家の強みを生かし(いや、それに甘えて)、ホールドでアンダーパフォームでもクビにならない、気楽な投資です。

一方国内マーケットでは、NISAに向けて、いったん利益確定をすべきか、という議論がありますが、正直あまり自分の投資スタイルと本質論的に違っていますので、無視の状態です。むしろ、それで株価が下がるのなら、買い場が訪れるだろう、と考えています。

税制よりも、企業業績と株価のバランス、つまりよい企業を割安で買う、それにフォーカスします。

しかし、NISAって個人だけなので、いつも 「海外投資家が買ったから買いで、海外投資家が売ったから売り と、あなた任せに右往左往している東京マーケットの中でどれほどのインパクトがあるのか、正直懐疑的ですけど…。

むしろ、この時期独特のヘッジファンドの解約45日前ルールや米投資信託の決算締めのための利益確定売りなどで米相場が下がった結果、日本株も間違いなくツレ安になるようなことに備えた方が良いような気がします(その下げとNISAの下げが重複することは考えうる)。

今年の投資予算もまだ少しだけあるので、まだ下がるようだと、買いたい気持ちはあります。
 
どちらかと言えば買い一辺倒の投資が中心なので、株価が下がってくれないことには出番がない私ですので、適当なバイアスがかかっている可能性がありますのであしからず。


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2 件のコメント:

  1.  同じような投資方針で、売れず買えずの日々が続いております。
     さて、私の場合、債券も重視しており、金利が上がってくれば≒株価が高くなれば、株を一部売って、米国債か社債ETFあたりを買い増そうかと考えています。
     米国10年債、2007年で5%ぐらいでしたので、4%ぐらいまでは待とうと思っているのですが、政策金利≒ゼロの特殊事情、金融緩和の出口戦略も微妙ななか、果たして景気がそこまで戻るのか疑問もあります。
     2008年2000年あたりなど、何かしらの景気の転換のサインがあったのだと思いますが、特に留意されている指標などあればお教えいただければ幸いです。
     勿論、基本は配当・金利狙いですので、先に大きな調整が来れば、喜んで安くなった優良企業株を買うまで、ではあるのですが。。。

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    1. コメントありがとうございます。
      米国の長期金利は重要視しています。
      特段、国債投資をする予定はありませんが、為替と株価にモロに影響を与えますので。
      後は、インフレ率や消費関連指標、自動車販売台数、辺りです。

      暴落は予想できないので、業績と株価や配当利回りのバランスを見ながら売買するしかないと考えています。

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