2012年1月9日月曜日

2012年の投資計画

結論から言えば、2011年と基本は同じです。

受取配当金(税引き後は全額再投資予定)+追加資金=年間予算額

追加資金は2011年と同水準。従いまして、たくさん投資したければ配当で稼げ、ということですね。

ちょっと理想が混じっていますが、こんなイメージ



矢印の広さが投資予算の大きさになります。今のところインフレとかは考えていませんので、インフレになるとその分全体に上方修正になると思います(多分)。ただし2013年は源泉徴収税が20%(それと復興税)に復活する見通しですので、12年比微減になると思います。

受取配当金が年間予算額に占める割合は30%近くになっているので、配当金も大きな戦力になってきました。「順調に行けば」、15年後ぐらいには受け取り配当金>追加資金になる算段です。

家計をケチケチリストラして、この追加資金分は確保したいと思います。

銀行口座等から自動引き落としでインデックスを行う方を自動車にたとえるならば、「オートマ型積み立て投資」 というならば、私のやっていることは、「マニュアル型の積み立て投資」、といえるかもしれません。
投資タイミングや投資対象を自分で選択していますが、原理的には積み立て投資ですね。

正確に言うと、DRIP(配当金自動再投資)を設定している資産額が30%弱あります。その部分は「セミオートマ」型といえるかもしれません。もっともDRIPでは追加資金はゼロですが。

上記の図のとおり、年数を重ねると、年間投資予算の大半を配当が賄ってくれます。定年退職したときに、追加資金分が消滅し、配当部分は再投資から消費に変わるだけです。

積み立てた資産を取り崩す必然性は(大病でも患わない限り)不要です。むしろ、取り崩すと配当が減ってしまいます。
(老後に積み上げた資産を取り崩そうという従来のFPアドバイスとはこの点が根本的に違います)

この間、リーマンショックのような大きな金融危機がまたあれば、新規資金をプラスアルファすることはありえると思いますが、長期計画は基本的にマイペースです。


予想受取配当金増加率(税前)
昨年の+32.2%は出来過ぎで、今年は11%~16%程度の増加を目指す予定です。
ザックリ計算すると

1;予想される増減配で   4%~6% (各銘柄を予想し積上げ)
2;受取配当金の再投資で 2%~3% (配当利回り3%程度の計算)
3;新規資金での新株購入 6%~8% (配当利回り2%~3%程度)
4;為替の影響(円高)   ▲1%~▲2% (3%程度の円高によりドル配当の目減り)

指数の2012年の着地は146153を予想。

配当金の増加部分の約半分は1;増配と2;受取配当金の再投資によるもの、というのが当面のパターンになると思います。追加資金ゼロで年間10%~15%程度の配当増加となるのが理想ですが、この低金利、景気低迷ではかなりしんどいですね(5年~7年で配当金が倍増するペース)。

一応、受け取り配当金総額のLong Termの年率増加予想は10%としています(減る年もあるでしょう)。

ちなみに4;は今年一年間で3%の円高が進行する、と考えているわけではありません。確か学者さんの調査ではニクソンショック以降の円高の進行率を単純に年率換算した場合、ざっくり3%であったことと、この20年程度の日米の長期金利の差も3%弱だったことなどを勘案して、毎年2.5%~3%の円高を覚悟しながら、予想を立てているだけです(今年は1月から円高が加速していますねえ。大丈夫かな?)。

また、現時点でのドル以外の投資対象は現状考えていません(USD建のADRを経由する多国籍株式は考えている)。

肝心の総資産の増加予想は、これはもうプロ野球の優勝予想並の正解確率でして、インデックス(ドルベースのS&P500を想定)を1%でも2%でも上回ること、としておきましょう。理想は追加資金なしベースで+10%です。
10%には根拠はまったく無く、単なる願望です。

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