2016年4月5日火曜日

3月のS&P500 セクター別バリュエーション とエネルギー分野の高PER

米国株のセクター別の予想PERです。

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先月と順位は変わっていません。エネルギーセクターのPERが一段と増し、素材、金融などどちらかといえば金利上昇局面で上がりそうなセクターのPERが上昇しているような印象です。

さてそのエネルギー部門のPER、原油価格が底を打ったという点と、たとえ同セクターをアンダーウエイトしても、最低限の資金は残すでしょうし、その場合、より時価総額の大きいメジャーなどに資金を集約したからでしょうかね。

減配しない、配当利回りが4~5%のレンジにある、だと国債・債券代替資金の逃げ場として活用されているのかな?
これは、Yardeni Researchというところが毎月発表しているS&Pのマンスリーの分析です。上のセクター別PEもこちらでお世話になっています。

エネルギーセクターの利益成長率のヒストリカル推移です。ここ12年はあまりにも変化が激しく、異常値になっています(グラフによると、増益率がプラスマイナス100%を超えた場合は、100%でキャップすることになっているそうです)。

100%以上下がって、100%以上回復しても元には戻らないので、まだ2014年ごろの水準に回復しないと思いますが(合っているかな?)、こういった変化を先取りしているのかとも思いますが、予想PERなので、17年以降もガッチリ回復すると考えているのか、単純に配当利回りの確からしさで買われているのか・・・。

私はエネルギー分野に関しては、(これ以上)減配なし、配当利回りがいい、結局長期的には報われるだろう、と一応、慎重ながらも、根は楽観的な姿勢でいます。

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